第104回全国高校サッカー選手権北海道大会１回戦が10月11日、北海道・中札内交流の杜サッカー場ほかで行われました。2016年（平28）高校総体（インターハイ）以来の全国大会出場を狙う北照がスコアレスドローの末にＰＫ５−４で帯広柏葉を下し、５年連続で初戦を勝ち上がりました。試合は前後半とも圧倒的に北照が攻める展開でしたが、地元開催で負けられない帯広柏葉が全員ディフェンスで粘り０−０のままPK戦に入りました。
　PK戦では、帯広柏葉の５人目のシュートを、GK中堀大心（２年）が横っ飛びで見事にセーブ。北照の５人目で途中出場のMF戸田秀吾（３年）が落ち着いて決めて、２回戦への切符をつかみました。苦しい苦しい試合を最後の最後で救ったGK中堀は「完全に読んでいました。１００％の力を出せたと思います」と、会心の笑顔で振り返りました。
　10月12日の２回戦は、昨年の大会で１―５と大敗した札幌第一との再戦になります。１年生だった昨年もゴールマウスに立っていたGK中堀は「去年は自分の前に出過ぎるミスもあって負けました。１年間、練習してきたので、今年はミスなく必ず勝ちたい。負けたら3年生との最後の試合になってしまうので、絶対に勝ちます」と力強く話してくれました。

【試合結果】

北照０ー０帯広柏葉
前半０−０
後半０−０
ＰＫ５−４