第104回全国高校サッカー選手権北海道大会２回戦が10月12日、中札内交流の杜サッカー場ほかで行われました。初優勝を狙う北照が１−０で札幌第一を下し、4年ぶりのベスト８進出を決めました。前半３分、FW江川享汰（２年）の打ったシュートがクロスバーに当たって跳ね返ったところを、FW木村尚之祐（２年）が右足ダイレクトで押し込みました。
全員が〝絶対リベンジ〟を誓い、試合に臨みました。札幌第一とは昨年も同じ２回戦で対戦。１―５で敗れていました。「今日は『やってやろう』という気持ちが出ていた」と武藤崇志監督。過去インターハイ5度、選手権１度の全国出場を誇る実力校をボール支配で圧倒、点差は１点ながら最後まで付け入るスキを与えませんでした。FW木村は「去年は途中出場で何もできませんでしたが、今年はチームのために走れるようになったと思います。どうしても去年の借りを返したかった。」と話してくれました。
大和ハウスプレミストドーム（札幌）進出をかけた10月13日の準々決勝では、今夏の高校総体（インターハイ）北海道代表の札幌大谷と対戦します。U―17日本代表候補のDF大石蓮斗（3年）ら、相手ディフェンス陣は非常に強固です。それでも「今日以上に相手は強くなりますが、試合の中で自分に何ができるか考えて、弱点を突きます。スピードを活かしたいですね」とFW木村。第１目標のドーム（準決勝）進出まで残り１勝としたチームに、次戦も熱い声援をお願いします！

北照１―０札幌第一
前半１−０
後半０−０
得点：木村

【高校サッカードットコム様が、写真をたくさん掲載してくださいました】
https://koko-soccer.com/report/4150/6694-cshokaido1011