北照高校からのお知らせ
春の北照は、走って、走って、走り倒す!「機動破壊」の生みの親・葛原氏が徹底指導!
ホームスチールにダブルスチール、ツーランスクイズ…と、足を使った野球で全国に校名をとどろかせた高崎健康福祉大学高崎(以下健大高崎)野球部。かつて同校でアドバイザーを務め、同校の代名詞となった「機動破壊」という野球理論を生み出し、『機動破壊のすべて 生みの親からの遺言状』(竹書房)という著作のある葛原美峰(くずはらよしたか)氏(現三重・海星高野球部アドバイザー)が12月13日、1泊2日の日程で野球部の指導に駆けつけてくださいました。
打撃陣には、出塁してリードする時の重心の置き方、相手投手に「北照の足」を意識させる体の動かし方、投手陣には相手の足を封じる牽制球の投げ方などを、身振り手振りを使って細かく伝授。秋季北海道大会優勝後すぐに、葛原氏に指導を依頼した野球部の上林弘樹監督は、「葛原先生の指導をきっかけに、春までに走って、走って、走れるチームに仕上げたい。全国のチームに〝北の機動破壊〟というイメージを持ってもらえれば」と、選手たちのステップアップに期待していました。
秋季北海道大会2回戦の駒大苫小牧戦では、6回表1アウト満塁の場面で相手投手の暴投でボールがバックネット裏に転がる間に、三塁ランナーも二塁ランナーもホームイン。判断よく走力で2点を奪ったシーンがありました。一方、11月の明治神宮大会では、相手一塁手がボール処理に苦戦する間に二塁走者がホームを狙いましたがアウトになり、チャンスを失いました。試合結果は1−2。判断ミスが試合結果を大きく左右しました。手代森煌斗(きらと)主将(2年)は、「普段の(走塁)練習と違う難しい動きもありましたが、春までには完全にマスターして、実戦で使えるようにしたい。教えてくださった葛原先生を喜ばせることができればうれしい」と意気込みを口にしました。
葛原氏は「数年前から何度か北照高校の選手たちを見ていますが、今日は積極的な質問もありましたし、北海道大会を優勝した自信があるからなのか、今までのチームとは違う大きなモチベーションを感じました。来年の春にまでには機動力を使える、走れるチームになれるはず」と、北照ナインのポテンシャルに太鼓判を押してくださいました。
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