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野球部が13年ぶり6度目の秋季大会優勝!来春のセンバツ甲子園へ前進!

野球部

第78回秋季北海道高等学校野球大会決勝が20日、札幌・大和ハウスプレミストドームで行われました。北照が2−0で白樺学園を下し、2012年の大会以来13年ぶり6度目の優勝を飾りました。4連投の右腕エース島田爽介投手(2年)が、9回6安打で白樺学園打線をシャットアウトしました。北照は11月14日開幕の明治神宮野球大会(明治神宮球場)に出場。来年3月開催のセンバツ大会(阪神甲子園球場)北海道代表選出にも大きく前進しました。
最後のバッターをキャッチャーへのファウルフライで打ち取ると、島田投手がこの日初めて感情を爆発させ、マウンドで飛び上がりました。初戦の北海戦から4試合トータル472球。最速139キロの直球と5種類の変化球のコンビネーション、そして抜群のコントロールで相手打線を抑え続けました。小樽支部大会では背番号10だった今大会の新エースが、ドームのマウンドを1度も譲ることなく、13年ぶりの秋の王者にチームを導きました。試合後のインタビューで「この(優勝の)光景は想像していましたか?」と問われた背番号1は「支部大会で負けてしまいそうなチームでしたので、ここまで来れることは全く想像していませんでした」と返しました。
練習試合での負けが続き「最低のチーム」と言われても、勝つために今できることを何でもしました。島田は2つ年上の姉・麻衣さんが、昨夏の甲子園で準優勝した関東第一高校でマネージャーを務めていました。「北海道で頑張って、絶対に甲子園に出るんだよ!」とハッパをかけられ、関東第一の選手も持っていたという東京の亀有香取神社のお守りを渡されました。そのお守りを寝るときは枕元に置き、バス移動の時は右手に握りしめ、試合中はカバンに着けてマウンドに立ちました。小樽支部大会優勝の時に、脂肪対策で約3か月食べるのをやめていた大好物のシュークリームを解禁しましたが、今大会前には再び食べるのをやめました。「神宮大会も、センバツ大会も頑張りたいので、今後も我慢します」と誓いました。
7月の新チーム発足からキャプテンも定まらないほど不安定なチームでした。引退した3年生が、吹奏楽、チアダンス、練習サポートの3部門に分かれて、ひ弱な集団を支え続けてくれました。今大会直前に主将を任された手代森輝斗中堅手(2年)は「夏休みから3年生に支えてもらい感謝しています」と、インタビューに答えました。夏に北海に敗れて悔しい思いをした3年生も含めた全部員で栄光を手繰り寄せました。
来春のセンバツ大会出場も近づきましたが、まずは11月に神宮大会があります。上林弘樹監督は「関東から来てくれている選手も多いので、保護者の方や応援してくれる方に、頑張っている姿を見せられるのがうれしい」と、次の舞台を見すえて言いました。成長に次ぐ成長で北海道の頂にたどりつき、今後は北海道代表として戦い続ける北照ナインを、これからも応援してください!

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